Audiobook 読書の仕方

社会人に読書が必要な理由とは?【読書を効率よく行う方法】

 
●社会人に読書は必要は必要ですか?
時間がなくて読書ができないのですが、効率よく読書する方法を教えてください。

本記事ではこのような疑問を解決していきます。

✔本記事の内容
●社会人の読書量はどのくらいか?
●社会人に読書が必要な理由とは?
●読書を効率に行う方法は?

皆さんは社会人になってから読書をしていますか?しているとするとどのくらいの読書量を確保していますか?

「社会人になってから全然読書してないな~」「社会人って読書必要?」という方に向けて、「社会人に読書は必要なのか?」というテーマで解説していきます。

それでは早速始めていきます。

社会人の読書量はどのくらいか?

文化庁が毎年行っている「国語の関する世論調査」の平成30年(2018年)の結果では、読書量は以下のようになっています。

問:一か月に何冊くらいの本を読むか?(調査対象:全国16歳以上の男女,1960人)
・読まない:47.3%
・1~2冊:37.6%
・3~4冊:8.6%
・5~6冊:3.2%
出典:文化庁「国語に関する世論調査」

上記の通り、16歳以上の男女では本を読まない人が全体の約50%になります。

また、2015年にマイナビフレッシャーズの調査結果では、以下のようになっています。

問:一か月で何冊の本を読みますか?(調査対象:社会人男女391名)
・平均冊数:2.58冊

●月の本の冊数の分布
0冊:141名(36.1%)
1冊:78名(19.9%)
2冊:53名(13.6%)
3冊:32名(8.2%)
4冊:24名(6.1%)
5冊:17名(4.3%)
10冊:20名(5.1%)
20冊:8名(2.1%)

出典:マイナビフレッシャーズ(https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/11033)

上記のような結果となっており、本を読まない社会人は全体の36%と約1/3であることが分かります。

また、このアンケートでは「なぜその冊数なのか?」という理由についても調査されており、月0冊の方々の理由を聞いてみると以下のようなものになります。

●読書が好きではないから
●読む習慣がないから
●忙しくて読んでいる時間がないから

読書量と年収の相関

一方で月間の読書冊数と年収について以下のような調査結果が出ています。

年収1,000~1,500万の人と月間読書量の関係について、読書量が0冊の人は全体の17.1%に対して、3~4冊の人は全体の23.6%である。


出典:出版文化産業振興財団(JPIC)「現代人の読書実態調査(2009年)」
対象:成人1,550人

このように読書量が0冊の人に比べ3~4冊の人の方が年収が高い傾向にあることが分かります。つまり読書量と年収は比例するということが示唆されています。

著名な経営者の読書家が多い

実際に、著名な経営者には読書家な人が多いです。

ビル・ゲイツ (マイクロソフト)
孫正義 (ソフトバンクグループ)
●ウォーレン・バフェット (投資家)
●マーク・ザッカーバーグ (メタ(元フェイスブック))
DaiGo (メンタリスト)

マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏は年間50冊もの本を読破し、2012年からは毎年自身のブログ「GAtes Notes(ゲイツ・ノート)」を通じて、彼が読んだ本の中から数冊を推薦書として公表しています。彼がすごいのは読むジャンルが広いことで、公衆衛生、疫病、エンジニアリング、ビジネス、科学など多岐に渡ります。

孫正義氏は肝炎で入院していた3年半の間に3,000冊もの本を読んでいます。

驚くべきはメンタリストのDaiGo氏で、彼は毎日10~20冊の本を読んでおり、本や論文から得た知識をYoutubeなどでアウトプットしています。

このように著名な経営者は読書家が多いことが分かりますね。

社会人に読書が必要な理由

それでは社会人に読書が必要な理由をご紹介していきます。

まず、その理由は以下の4つです。

①教養が身につく
②先人の知恵を得ることができる
③語彙力・文章力を養われる
④加齢による認知力の低下を予防できる

1つずつ深掘りしていきます。

効果①|教養が身につく

1つ目は「教養が身につく」ということです。

ここで言う教養とは、知識や経験のことですが、読書をすることによって当然ですが知識を増やすことができます。

知識が増えれば、会話のネタが増えたり、ユーモアのセンスが向上することによりコミュニケ――ション力も向上します

実際、社会人になると様々な人と接する機会があります。

●スポーツがめっちゃ詳しい人
●鉄道に詳しい人
●株に詳しい人

このような相手によって好き嫌いは当然違います。

なのでできるだけ相手の好きなことに話を合わせることができれば、より円滑に仕事を進めることができますよ。

効果②|先人の知恵を得ることができる

2つ目は「先人の知恵を得ることができる」ということです。

以前、私が読んだ「レバレッジ・リーディング」という本の中に熊谷正寿さん(GMOインターネット社長)のエピソードが出てきます。

それは以下のようなものです。

「動物と人間の違いがわかるか?」
(中略)
「人間は書物を通じて、人の一生数時間で疑似体験できる。だから、本を読め。生涯勉強し続けなさい。」

確かにその通りですよね。

本を読めば、先人たちが何年も何十年も苦労を重ねて学んできたノウハウを数時間で学ぶことができるんです。

まさに、読書は「先人の知恵を得ることができる魔法のツール」ですよね。

効果③|語彙力・文章力が養われる

3つ目は「語彙力・文章力が養われる」ということです。

それは、「本を読む=プロが書いた読みやすい文書を学ぶことができるから」です。

社会人になると、文章を書く機会は非常に多いです。

●メールの作成
●議事録の作成
●プレゼン資料の作成

などなど、文章を書く場面は非常に多いですが、そんな時に読書をしていると非常にタメになりますよ。

また、文書を読む機会も多く、「この単語の意味なんだ…?」ということがたまにありましたが、読書を続けていると語彙力が増えてきてそういったことが少なくなりました。

効果④|加齢による認知力の低下を予防できる

読書をすると、脳が活性化されることが知られています。

それは、読書をする際に物語の背景や登場人物の感情を想像するため、脳の様々な機能をフル活用する必要があるからです。

さらに読書をする際は脳の活性化だけでなく、「集中力」や「記憶力」といった認知機能も働きことが分かっています。

読書を行うことで認知機能を鍛え、認知機能の低下を予防をすることができます。

社会人が読書を効率的に行う方法

社会人になるとなかなか読書をする時間がありませんよね。

そんな方におすすめなのが以下の3つです。


①オーディオブック
②kindle unlimited (キンドル アンリミテッド)
③本要約サイト:Flier(フライヤー)

それぞれ1つずつ深掘りしていきます。

①オーディオブック

時間がない社会人に最もオススメなのが、聴く読書「オーディオブック」です。

オーディオブックについて知らない方に向けて簡単に説明します。

オーディオブックとは、様々な書籍をプロのナレーターの方や俳優の方が朗読してくれる音声サービスです。
オーディオブックサービスを提供しているところは各社ありますが、有名なところでいうと、Amazonが運営する「Audible(オーディブル)」と株式会社オトバンクが運営する「audiobook.jp」があります。

●audible(オーディブル):月額1,500円で聴き放題。12万冊以上の作品が対象
●audiobook.jp:月額880円で聴き放題。1万冊以上の作品が対象

オーディオブックは通勤時間などのスキマ時間を有効活用するのにもってこいのサービスです。

「読書はしたいけど時間がない」という方や「活字は苦手」という方は是非お試しください。

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②Kindle unlimited(キンドル アンリミテッド)

2つ目におすすめしたいのは「Kindle unlimited(キンドル アンリミテッド)」です。

Kindle unlimited(キンドル アンリミテッド)は月額980円でマンガ、雑誌、小説、実用書など対象作品12万冊以上が読み放題のサービスです。

対象作品が読み放題になるので、気になる本を片っ端から読むことができます。

お金を気にせずに興味がある本を読めるので単純に読書量が増えますよ。

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③本要約サイト:Flier(フライヤー)

3つ目は本の要約サイトの「Flier(フライヤー)」です。

Flier(フライヤー)とは1冊あたり10分程度でその本の要約を知ることができるサービスです。
月額2,000円で対象作品2,700冊の本の要約が読み放題です。

Flier(フライヤー)を利用することによって、①購入する本の選別(スクリーニング)と②気になる本の概要をざっくりと掴むことができますよ。

詳しいことは以下の記事にまとめています。

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本の要約サービス「Flier(フライヤー)」を使ってみた感想【評判/使い方等をまとめてご紹介】

まとめ

本記事では「社会人に読書が必要な理由」をご紹介してきました。

あらためて、社会人に読書が必要な理由を以下にまとめます。

①教養が身につく
②先人の知恵を得ることができる
③語彙力・文章力を養われる
④加齢による認知力の低下を予防できる

皆さんも是非読書を楽しんでください!

  • この記事を書いた人

IKE(池)

IKE Blogを運営しています。【経歴】大学院修了⇒会社員(メーカー勤務)⇒IKE BLOG開設/ 当ブログでは仮想通貨、オーディオブックに関する情報をメインに発信しています。読者の皆さまのためになる記事の執筆をしていけるよう精進していきます。

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