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メタバースの危険性とは?【安全に利用する方法・メタバースの将来性についても解説】

2022年8月27日

 
メタバースは危険ではありませんか?メタバースの危険性と安全に利用する方法を知りたいです!

本記事ではこんなお悩みを解決します!

✔本記事の内容

①メタバースの危険性とは
②メタバースを安全に利用する方法
③メタバースの将来性について
④メタバースの始め方

今回は「メタバースの危険性」についてわかりやすく解説していきます。

Facebookが社名を「Meta(メタ)」に変えたりと、昨今「メタバース」という言葉を聞く機会が増えました。

Meta社だけでなく、KDDI任天堂ソニーといった企業も参加しており、「メタバース市場」は大盛り上がりです。

盛り上がっている分野だからこそ、「メタバースは危険だ!」という声も上がっています。

本記事を読むと「メタバースの危険性」だけでなく、「メタバースを安全に楽しむ方法」「メタバースの将来性」についてよくわかり、安心してメタバースを楽しむことができますよ。

なお、メタバース上では「暗号資産(仮想通貨)」を利用して価値のやり取りをします。メタバース世界を今後楽しむためにも、今のうちに暗号資産(仮想通貨)取引所の口座開設をしてしまいましょう。

暗号資産取引所「コインチェック」なら、口座開設+1円以上の入金で、ビットコインが貰えるキャンペーン中ですよ。

メタバースとは?

メタバースとは「インターネットを介して利用する仮想空間」を意味します。

元々は「Meta(高次元・超越)」+「Universe(宇宙・世界)」の合成語です。

「メタバース」という言葉自体は1992年に発表された「スノー・クラッシュ」というSF小説にて登場しました。

メタバースについては、メタバースとは何か?【初心者にわかりやすく解説】でわかり訳解説していますので良ければご覧ください。

メタバースの危険性

メタバースの危険性としては以下4点が指摘されています。

①メタバース世界への依存
②ハッキングのリスク
③現実世界のコミュニケーションの希薄化
④詐欺師や偽サイトが存在する

1つずつ解説していきます。

①メタバース世界への依存

メタバース世界は「依存度が高い」と言われています。

特にメタバースゲームはVR技術などを利用することで、普通のゲームよりも「没入感が高い」ゲーム体験ができると言われています。

この「没入感の高さ」が原因で、ゲーム中毒になるリスクが高いことを指摘されています。

②ハッキングのリスク

メタバース世界では「メタバース世界独自の経済圏」が確立されます。

その世界で価値の交換をするためには、「暗号資産(仮想通貨)」が必要になり、その仮想通貨を入れる財布を「ウォレット」と呼びます。

この「ウォレット」がハッキングされるリスクが指摘されています。

事実、2018年に仮想通貨取引所である「コインチェック」では暗号資産「NEM(ネム)」がハッキングされる事件が発生しました。

このようにメタバース世界は常にオンライン接続されているため、ハッキングリスクにさらされている状態です。

メタバースは便利な反面、リスクも抱えていることを理解しておく必要があります。

ハッキング事件の後、現在、コインチェックのセキュリティは強化されており、安心して利用できるようになっています。

③現実世界のコミュニケーションの希薄化

メタバース世界にいる時間が長くなればなるほど、現実世界のコミュニケーションが希薄になります。

もちろんこのこと自体を「危険性」と捉えるかどうかは人それぞれですが、今の時代は最低限リアルでのコミュニケーションが必要になります。

そういった面から考えると、現実世界でのコミュニケーションが希薄になるということは危険と捉える意見があることも事実です。

④詐欺師や偽サイトが存在する

盛り上がりが激しいということはそれだけメタバース分野に人が集まっているということです。

そして当然人が多く集まるところには「詐欺師」や「偽サイト」が登場します。

デジタルデータである「NFT(非代替性トークン」や暗号資産(仮想通貨)を盗もうとTwitterでDMが届くこともあります。

また、サイト自体も本物のサイトに似せたURLであることが多く、うっかりしていると情報を盗まれるリスクがあります。

NFT(Non Fungible Tokenの略)は非代替性トークンと呼ばれ、写真やイラスト、ゲーム内のアイテム・土地などのデジタルデータ1つ1つに個別のIDを付与することで「代替不可能な唯一無二の価値」を持たせる技術。

メタバースの将来性【危険なだけじゃない!】

メタバースの危険性について解説してきましたが、危険なだけではありません!

ここでは「メタバースの将来性」について解説していきます。

①メタバース市場は拡大している
②非日常・非現実な体験ができる
③個人が活躍できるようになる

1つずつ解説していきます。

①メタバース市場は拡大している

メタバース市場は急成長している分野です。

2020年のメタバースの世界市場規模は約6兆45000万円でしたが、2028年には95兆円になると予想されています。約15倍です。すさまじいですよね。

出典:BIZ GROW (https://biz-grow.jp/metaverse/)

これだけ市場規模が大きくなっている背景には「フェイスブック」が社名を「Meta(メタ)」へ変更したことも関係します。

SNSサービスを提供していたGAFAMの一角が社名を変えてまで、メタバース社会の到来を予見しているということです。

Meta社以外の大企業もメタバースにぞくぞくと参入しています。ざっと有名企業を並べます。

・KDDI
・ソフトバンクグループ
・NTT(日本電信電話)
・任天堂
・ソニーグループ
・凸版印刷
・パナソニック
・エヌビディア(NVIDIA)
・Alphabet(Google)
・Apple(アップル)
・ロブロックス
・エピックゲームズ

他にも多くの企業がメタバースに関係していますよ。

②非日常・非現実な体験ができる

メタバース世界の最大の特徴は「空間の制限から解き放たれる」ということにあります。

「空間の制限から解き放たれる」とは以下のようなことが可能になるということです。

・家にいながらライブ会場にいるような感覚でアーティストのライブに参加できる
・VR端末を利用することでゲーム世界に飛び込むことができる
・メタバース世界で価値のやり取りをすることができるようになる

このような非現実・非日常的な体験をすることができるようになります。

③個人が活躍できるようになる

メタバースが普及することで「個人」が活躍できるようになります。

それはメタバース世界では「NFT(非代替性トークン)」によって、個人が価値のやり取りをすることができるようになるからです。

・イラスト・写真などのデジタルデータの販売
・ゲーム世界で入手したアバターやアイテムの販売

このように自分の趣味をお金に変えることもできるようになります。

また、モノが転売される際に製作者にもお金が入るような仕組みを作ることができるようになるため、2次流通も活発になることが予想されます。

メタバースを安全に利用するために必要なこと

ここまでメタバースの危険性メタバースの将来性を解説してきました。

ここでは「メタバースを安心して利用するために必要なこと」を解説していきます。

メタバースを安心して利用するために必要なこと以下の4つです。

①メタバース世界が描かれた作品を観る
②メタバース関連の書籍を読む
③暗号資産(仮想通貨)・NFTを売買してみる
④メタバース世界を体験してみる

1つずつ解説していきます。

①メタバース世界が描かれた作品を観る

1つ目は「メタバース世界が描かれた作品を観る」です。

「メタバースってどんな世界?」という方はまずメタバース世界が描かれた作品を観るのが手っ取り早いです(笑)

日本人作品でメタバース世界が描かれたものをご紹介します。

・ソードアート・オンライン(原作:川原礫)
・サマーウォーズ(監督:細田守)
・竜とそばかすの姫(監督:細田守)

上記の作品はどれもメタバース世界をイメージするのにうってつけです。

特におすすめな作品は「ソードアート・オンライン」です。

僕はこの作品がとても大好きで、この作品を観てメタバースの世界に興味を持ちました!

ざっくりとストーリーを乗せておきますね。

五感のすべてをゲーム世界に投影できる“フルダイブ型”のVRゲーム、“ソードアート・オンライン(SAO)”の正式サービスが開始された西暦2022年。開発者である茅場晶彦(声:山寺宏一)の手によりSAOは、誰かにクリアされるまでログアウト不可、ゲーム内でHPがゼロになると、現実世界のプレイヤーも死亡してしまうという恐ろしいデスゲームへと変貌する。そこで主人公たちはデスゲームを目指し攻略に挑む・・・。

ご紹介した3作品は「Amazon Prime video」で無料視聴することができます。この機会にぜひ視聴してみてください。

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②メタバース関連の書籍を読む

2つ目は「メタバース関連の書籍を読む」です。

わざわざ書籍を読むのが面倒、という方もいると思いますが、書籍を読むとメタバースについて体系的に学ぶことができます。

メタバース関連の書籍を10冊以上読んできた僕が感じた、初心者にも読みやすくてわかりやすい本をご紹介します。

・60分でわかる!メタバース 超入門
・メタバースとWeb3.0
・世界2.0 メタバースの歩き方と創り方
・メタバース さよならアトムの時代

これらの書籍はとても分かりやすくメタバースが書かれているのでどれを読んでも面白いです。

初めて読むなら「60分でわかる! メタバース 超入門」がイラストも多くスラスラ読めますよ。

「そうは言っても読書は苦手なんだよな~」という方へ朗報です。

世界2.0 メタバースの歩き方」「メタバース さよならアトムの時代」はAudibleで無料視聴することができます。

1ヶ月間の無料期間をやっているので是非Audibleで聴いてみてください。1ヵ月以内に退会すれば料金は無料ですよ。

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③暗号資産(仮想通貨)・NFTを売買してみる

3つ目は「仮想通貨・NFTを売買してみる」です。

メタバース世界での価値のやり取りは基本的に「暗号資産(仮想通貨)」を使用します。

今のうちに暗号資産に慣れておくことで、今後メタバースが普及した時にスムーズにメタバース世界に飛び込むことができますよ。

④メタバース世界を体験してみる

4つ目は「実際にメタバース世界を体験してみる」ということです。

実際に体験することでより深くメタバース世界を理解することができますよ。

メタバース世界の体験方法は以下で紹介しています。

メタバースの始め方

最後にメタバースの始め方をご紹介します。

以下のステップで取り組んでいくことで今後メタバースが普及した際に、安心してメタバース世界を満喫することができるようになりますよ。

①暗号資産(仮想通貨)取引所の口座開設をする
②暗号資産を購入する
③暗号資産をウォレットへ送る
④メタバースを体験する

1つずつ解説していきます。

①暗号資産(仮想通貨)取引所の口座開設をする

メタバース上で価値のやり取りをする際に必要になるのが「暗号資産(仮想通貨)」です。

そして暗号資産を購入するためには「取引所」の口座開設をする必要があります。

え、いきなり口座開設するの!?」と思う方もいるかと思いますが、ご安心下さい。

口座開設はもちろん無料ですし、家にいながらスマホで10分程度で完了することができるのでサクッと開設してしまいましょう。

暗号資産取引所の口座開設方法は【完全無料】コインチェックで口座開設する方法【10分で完了】にてわかりやすく解説しています。

②暗号資産を購入する

暗号資産の口座開設を完了したら、暗号資産を購入してみましょう。

ゲームによって必要になる暗号資産の種類は異なるため適宜調べる必要はあります。

代表的なゲームで使用される暗号資産は「イーサリアム(ETH)」となりますのでイーサリアムを購入しておきましょう。

購入したイーサリアムは各ゲームで使用される「トークン(ゲーム内で使用されるデジタル資産)」に交換するために使用します。

イーサリアム(ETH)の購入方法は【コインチェック】イーサリアム(ETH)を購入する簡単な手順【初心者向け】にて解説しています。

③暗号資産をウォレットへ送金する

暗号資産の購入が完了したら次は、ウォレットと連携しましょう。

ウォレットとは「暗号資産を入れるための財布」をイメージすればOKです。

購入した暗号資産は取引所にあるため、そのままでは使用することはできません。

ゲーム内で使用できるようにするためにはウォレットアプリをダウンロードして暗号資産口座とウォレットアプリを連携する必要があります。

ウォレットアプリとして有名なものは「MetaMask(メタマスク)」があります。

MetaMaskのインストール・設定方法はMetaMask(メタマスク)って何?インストール・設定方法を解説【初心者向け】にて解説しています。

インストールが完了しましたら、【コインチェック】メタマスクにイーサリアムを送金する方法【初心者向け】を参考にイーサリアムをMetaMaskへ送金しましょう。

④メタバースを体験する

ここまで来たらいよいよメタバースを体験してみましょう。

有名なメタバースプラットフォームは以下の通りです。

・Cluster (クラスター)
・The Sandbox (ザ・サンドボックス)
・Decentraland (ディセントラランド)
・VR Chat (VRチャット)
・Axie Infinity (アクシー・インフィニティ―)

この中でも日本企業が運営しており、無料で始められる「Cluster」が初心者にはオススメです。

まとめ

本記事では「メタバースの危険性と安全に利用する方法・将来性」について解説してきました。

メタバースには危険な面がありますが、それ以上に将来性がある市場です。

メタバースが普及することによって今以上に楽しい未来が広がります。

本記事を読んで少しでもメタバースの楽しさを知っていただければ幸いです。

  • この記事を書いた人

IKE(池)

IKE Blogを運営しています。【経歴】大学院修了⇒会社員(メーカー勤務)⇒IKE BLOG開設/ 当ブログでは仮想通貨、オーディオブックに関する情報をメインに発信しています。読者の皆さまのためになる記事の執筆をしていけるよう精進していきます。

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