

●ペルソナの設定ってどうやればいいんだろう?
今回はこういった疑問を抱く方に向けて記事を書きます。
こんな方におすすめ
- "ペルソナ"について知りたい方
- ブログを書くために重要なペルソナ設定の方法を知りたい方
本記事の信頼性
私自身、ブログを始めてから、"ペルソナ"について勉強し、ペルソナを意識して記事を書くようにしました。これからブログを始められる方の参考になるかと思います。
本記事を読むことで、①ペルソナとは何か?②ブログにおいてどのようにペルソナを設定すれば良いかわかります。
それでは早速始めていきます。
そのそも”ペルソナ”って何?

結論、マーケティングの世界でよく使われる『ペルソナ』とは、サービス・商品の典型的なユーザー像のことを指します。
"ペルソナ"という言葉の由来
そもそも『ペルソナ(persona)』という言葉は、古代ローマで上演されていた劇で用いられていた『仮面』のことを指すラテン語です。古代ローマでは劇を上演する際にペルソナと呼ばれる仮面をつけて役を演じていました。
心理学者ユングが『ペルソナ=外的側面』と定義
その後、スイスの心理学者カール・グスタフ・ユングが、『ペルソナ=自己の外的側面』と定義しました。これは、『人間は社会生活をする上で、その時々で求められた役割を演じるように、本来の自分そのものではない他者と交流する際に見られる振る舞い』のことを指します。機能やその一面を指す概念であるということです。そこから現在マーケティングで広く使われるような意味合いに変化していきました。
マーケティングの世界で言う"ペルソナ"とは?
冒頭にも述べましたが、ペルソナとは、サービス・商品の典型的なユーザー像のことを指します。
実際にその人物が実在しているかのように、年齢や性別、生い立ち、家族構成、職業や趣味、価値観、ライフスタイルなど、その人物についての詳細な情報を設定していきます。以下にペルソナの項目としてよく使われるものをまとめます。
●年齢
●性別
●出身地/居住地
●学歴
●職業/収入
●家族構成
●趣味/特技
●休日の過ごし方
●価値観
●ライフスタイル
●悩み事
などなど
こんな感じです。要するにマーケティングをする上で対象とするユーザー像を詳細に定義するということです。
ペルソナとターゲットの違いは?
マーケティング用語である『ターゲット』とよく混同されますが、明確な違いがあります。それは、『設定の細かさ』です。
ターゲットは『20代の女性』『30代の男性』といった感じで、年齢と性別などで幅を持たせるのに対し、ペルソナは具体的に細かい設定を与えてあたかもその人物が実在しているかのように定義していきます。
ペルソナを設定して適切なアプローチ方法を考える手法を『ペルソナマーケティング』と呼び、ターゲットを設定しアプローチする手法を『ターゲットマーケティング』と呼びます。ざっくりとですが違いをまとめると以下のようになります。
【ターゲットマーケティング】
●30代
●男性
●会社員
●子供がいる
【ペルソナマーケティング】
●32歳
●男性
●メーカーの営業
●東京都在住
●妻と1歳の娘の3人家族
●給料が少ないので副業をしたいと考えている
上記のように、ペルソナマーケティングの方が詳細にユーザー像を定義しています。
ブログを書く上でペルソナを設定するのはなぜ?
ブログを書く上でペルソナを設定するべき理由についてですが、それはズバリ『読者の検索意図がイメージしやすいから』です。
『この記事を読む読者は、どんな悩みを抱えているんだろうか?』を明確にイメージすることで、記事の方向性を決めることができます。
●読者はどんな悩みを抱えているか?
●この記事を読んでどんなことを解決できるか?
上記2点を明確にすることによって、対象の読者に的確な答えを提供することができます。
ブログでは細かいペルソナ設定は不要
ブログでは細かいペルソナ設定は不要です。先述した通り、ブログにおいてペルソナ設定をする目的は『読者の検索意図をイメージするため』だからです。なので、ブログを書く上で『○○な悩みを抱いている人に向けて記事を書こう』みたいな感じで、具体的な読者の顔が思い浮かべばOKです。
ブログでペルソナを設定する方法

では、ブログでペルソナを設定する方法について解説します。
●30代男性
●給料が少ないので、転職or副業を始めるか悩んでいる
上記のような感じで、ざっくりと読者を想定し、悩みを解決する記事を書ければOKです。
では、具体的にペルソナを設定する方法について紹介していきます。手順は3つです。
手順①キーワードを選定する
手順②検索するユーザーの意図を想像する
手順③ユーザーの真の検索意図を理解する
手順①キーワードを選定する
まずは、キーワードを選定します。本記事であれば、『ブログ ペルソナ 意味』というキーワードを選定しています。キーワードの選定には、『ラッコキーワード』がおすすめです。
ラッコキーワードの使い方は【初心者向け】ラッコキーワードの使い方を徹底解説【キーワード選定ツール】にてご紹介しています。
手順②検索するユーザーの検索意図を想像する
キーワードを選定出来たら、次は『検索するユーザーの検索意図』を想像していきます。なぜ読者はそのキーワードで検索したのかを想像していくということです。例えば、『ブログ ペルソナ 意味』で検索するユーザーはどんな悩みを抱えているのかを想像します。そうすると以下のことが考えられます。
●ブログで良く出てくる”ペルソナ”の意味を知りたい
●ブログにおいてペルソナを設定する意味を知りたい
上記が考えられます。このように、そのキーワードを検索するユーザーがどんな悩みを抱えているのかを想像していきます。
手順③ユーザーの真の検索意図を理解する
最後に、検索するユーザーの真の検索意図を理解します。ここでは、上記に想像したユーザーの検索意図をさらに深堀りしていきます。つまり、『ブログ ペルソナ 意味』で検索するユーザーは、ペルソナの意味を知りたいだけでなく、その先には『ペルソナを意識したブログを書きたい』という考えがあるはずです。なので、そこまでを意識してブログを書くことが重要になってきます。
ここまででペルソナの設定は完了です。
ペルソナを設定したら、ブログを執筆する

ペルソナが設定出来たら、それをもとに記事を執筆しましょう。
ペルソナを設定することによって、読者の顔がある程度想像できていると思うので、その方に向けて分かりやすい記事を書く感じです。
ペルソナを設定して記事を公開した後は順位を計測する
記事を執筆した後は、キーワード順位を計測する
記事執筆後、2~3か月後に、キーワード順位を計測しましょう。キーワード順位を計測するツールとしてgoogleサーチコンソールがおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回はブログを書く上で意識すべき”ペルソナ”についてご紹介しました。少しでも役に立ってくだされば幸いです。