●新入社員はどんなことを意識して仕事をすればいいでしょうか?
今回はこのような悩みを解決するためにオススメの書籍をご紹介します。
こんな方におすすめ
- 仕事の進め方の基本が知りたい方
- 若手の社会人が読むべき本を知りたい方
- 社会人になったばかりの方
本記事の信頼性
社会人になってからビジネス書を50冊以上読んできた私自身が、新社会人におすすめの書籍を詳しくご紹介します。
新社会人になり、仕事の進め方がわからない、どんな本を読めばいいんだろうか、そのように思っている方は多いと思います。
今回はそんな方にピッタリの『コンサル一年目が学ぶこと』の書評・要約を紹介します。社会人としての基本が沢山盛り込まれている本書は若手社員全員の参考になると思うので是非本記事を読んでみてください。
本記事を読むことで、『コンサル一年目が学ぶこと』の概要を知ることができます。これから社会人になる方、なったばかりの方は本記事を読むことで、これからの仕事の進め方を学ぶことができます。
それでは早速始めていきます。
社会人になったらまずすべきことをまとめて記事もありますので気になる方は社会人になったらまずやるべきことは?【A.信用を積み重ねること】も読んでみてください。
コンサル一年目が学ぶことの概要
本書は社会人として仕事を進めていくために必要な基本的なことが盛り込まれた内容となっています。
本書の著者について紹介していきます。
著者のプロフィール
著者のプロフィール
本書は著者である大石哲之さんは、慶応義塾大学卒業後、現アクセンチュアに入社。現在はコンサルタントとして経営の支援や創業に関わる一方、作家、ブロガーとして活動している方です。今回紹介するコンサル一年目の教科書は4万部以上売れている書籍です。
本書のタイトルは「コンサル一年目が学ぶこと」であり、コンサルタント以外には関係なさそうですが、まったくそんなことはありません。本書は社会人1年目やまだ若手の方、また初心を思い出すためにベテランの方にも一見の価値がある本です。
コンサル一年目が学ぶことを読んでわかること
本書読むことで、以下のことがわかります。
コンサル一年目が学ぶことを読んでわかること
●社会人として仕事するために知っておくべき基本的なことがわかる
●社会人としての具体的な行動がわかる
社会人になったばかりだと、どんな知識が必要でどのように仕事を進めていけばいいのかわからないかと思います。本書を読むことで社会人として知っておくべき必要最低限のことがわかります。またその上で具体的なアクションがわかるようになります。
コンサル一年目が学ぶことの書評まとめ
コンサル一年目が学ぶことの書評まとめをご紹介します。
結論、コンサル一年目が学ぶことは「社会人一年目全員の必読書」です。
社会人となり、大学時代とは環境も考え方も大きく変わり、どのように仕事を進めていけばよいかわからない方も多いと思います。学生時代は、指定の教科書があり、教授から勧められた書籍を読んでいたと思います。
しかし社会人には、そういったいわゆる「教科書」と呼ばれるものがありません。社会人になった途端、社会人として何を学び、どう仕事をしていけばいいのか教えてくれる「先生」はいなくなります。
そして自ら社会人として学んでいかなければなりません。でも何をどうやって学べばいいかなんてわかりません。そんな時に、本書がまさに社会人にとっての「教科書」となります。
コンサル一年目の教科書の書評まとめ
●結論から話す
●端的に、ロジックで語る(感情的…×)
●相手に理解してもらうように話す
●相手の期待値を把握し、それを超え続ける
●「考え方」を考える
●ロジックツリーを使いこなす
●雲傘雨の論理
●仮説思考
●常に自分の意見を持って情報にあたる
●Excel、PowerPointはスピード勝負
●仕事の速さを2倍、3倍にする思考
●バリューを出す
上記のような感じです。これだけ見ると「なんだ、当たり前じゃん」と思うかもしれません。おそらく社会人として経験が長い方は知っていて当然と思う方もいるかもしれません。
「コンサル一年目が学ぶこと」ですからできて当然のことばかりです。しかし、本書に記載されていることは社会人としての基本中の基本なので、もしできていなければ非常にまずいことです。
そういった意味で、社会人一年目の方には勿論、経験が長い方も初心を思い出すためにも読む価値があります。
上記の中で「これってどういうことだろう?」と思った項目が一つでもあれば読んでみることをおすすめします。
コンサル一年目が学ぶことの要約まとめ
それではコンサル一年目が学ぶことの要約まとめを紹介していきます。
本書は4つのカテゴリに分かれております。
第1章は「話す技術」としてコミュニケーション面のスキルについて、第2章は「思考術」として、仕事を進めていくために必要な論理思考や仮説思考がまとめられています。第3章は「デスクワーク術」として、新入社員が皆さん苦労する議事録の書き方、スライドの作り方が紹介されています。最後に第4章は「ビジネスマインド」について、特にチームワークで業務を進めていくために必要な考え方が紹介されています。
どの章も非常にためになりますが、特に私が共感したこと、特にためになったことを要約まとめとして紹介します。(本書には全30個のポイントが紹介されています。)
コンサル一年目が学ぶことの要約まとめ
その①:結論から話す (第1章)
その②:相手の期待を把握する (第1章)
その③:「考え方を考える」という考え方 (第2章)
その④:常に自分の意見を持って情報にあたる (第2章)
その⑤:ヴァリューを出す (第4章)
1つずつ紹介していきます。
その①:結論から話す
社会人は皆「結論から話せ」と言われます。実際に私自身、何度も言われました笑
しかしそれだけ重要なことなんです。それが本書を読むことでより身体に沁みました。
その②:相手の期待を把握する
ビジネスの基本は相手の期待を超え続けることです。それを本書を読んで学ぶことができました。
相手にとって無意味なことをどんなにやっても評価はされません。そういう意味で、相手の期待を超え続けることが非常に大切です。そのためにも相手が自分に求めている期待値を把握することが大切となってきます。
私自身、以前上司に「さっきの会議の議事を簡単にまとめといて。」と言われたので、言われた通り簡単にまとめて関係部署に展開しました。そうしたら上司に呼び出されて一言「簡単って言ったけど、これじゃあ簡単すぎて伝わらないよ。」と言われました。
何がいけなかったかわかりますか?
これは上司の考えていた「簡単」と私の考えていた「簡単」のレベルが違ったんです。つまり上司の期待値の下をいってしまったわけです。
そうならないためにも、相手がどのレベルを期待しているのかを把握することがじゅうようであることを痛感しました。
その③:「考え方を考える」という考え方
これはいきなり作業に入るなということです。作業に入る前に「アプローチ」「考え方」「段取り」の部分を最初に詰めることが大切ということです。社会人にとっては時間=お金です。仕事のやり直しをなくすために「考え方を考える」が非常に大切です。
その④:常に自分の意見をもって情報にあたる
これは、ビジネス能力を向上させるために必要なのは情報量ではなく考えることだ、ということです。そして考えるとは「自分の意見を持つ」ということです。どんな情報に接するときも常に自分の意見をもつことが大切です。
その⑤:バリューを出す
バリューとは「価値」という意味です。雇用されている以上、人件費がかかります。そして雇っている従業員が人件費以上の成果を挙げなければ会社にとっては不要となります。そういった意味でバリューを出すというのは社会人として当然と言えますが、非常に大切な考え方です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
少しでも興味をもっていただけたら読んでみてください。
読書術について「多読習慣のコツ」という記事も書いていますのでよければ【多読習慣を身に着ける】読書の仕方もご一読ください。
「読書が苦手」という方は、聴く読書「オーディオブック」がオススメです。
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オーディオブックのメリットについては「聴く読書」オーディオブックのメリット・デメリットをご紹介【どんな人におすすめ?】でご紹介しています。