●赤井ファミリーのことあまり詳しくなくても楽しめる?
●今作を観よかどうか迷っています。
名探偵コナンの劇場版24作目である『名探偵コナン 緋色の弾丸』について、上記のような疑問を解決していきます。
こんな方におすすめ
- 『名探偵コナン 緋色の弾丸』に興味がある方
- 名探偵コナンが好きな方
- 今作を観ようかどうか迷っている方
本記事を読むことで、『名探偵コナン 緋色の弾丸』の概要と注目ポイントを知ることができます。
観ようかどうか悩んでいる方は是非参考にしてください。
それでは早速始めていきます。
『緋色の弾丸』のあらすじ
本作のあらすじをご紹介します。
舞台は世界最大のスポーツの祭典「WSG(ワールド・スポーツ・ゲームス)」の記念すべき東京開催を迎えようとしている日本。その開会式に合わせて、日本の技術を総終結した、最高時速1,000kmを誇る「真空超電導リニア」が新名古屋駅と東京に新設される芝濱駅間に貫通することが発表された。世界の注目を集める中、名だたる大会スポンサーが集うパーティ会場で突如事件が発生し、企業のトップが相次いで拉致されてしまう異常事態に。その裏には事件を監視する赤井秀一の姿、そして赤井からの指令を待つFBIの姿があった。コナンの推理により、15年前にアメリカのボストンで起きた忌まわしきWSG連続拉致事件との関連性が浮かびあがり、当時の事件もFBIの管轄だったことが判明する。果たしてこれは偶然なのか?世界中から大勢の人々が集まる日本で、一体何が起ころうとしているのか?
すでに予告編などでも発表されているように今作では『赤井ファミリー』が集結しますのでめちゃめちゃ豪華な映画となっています。
赤井ファミリーについて詳しくないけど楽しめる?
結論を言うと、楽しめます。
まず、いつも通り映画の冒頭で簡単に登場人物の紹介がありますし、映画の内容も赤井ファミリーについて細かいことを知らなければ話についていけないということもありません。
しかし、事前に知っておいて損はないのでざっくりとご紹介します。
赤井ファミリー
●メアリー:赤井一家の母親
娘である『世良 真純(せら ますみ)』に匿われながら一緒にホテルで暮らしている。自分のことを『領域外の妹』と名乗っており、その正体はイギリスの情報局秘密情報部『MI6(エム・アイ・シックス)』の諜報員。コナンや灰原哀と同じくAPTX4869で身体が幼児化している。
●赤井 秀一(=沖谷昴(おきや すばる)):赤井一家の長男
父がMI6の任務中に行方不明になったこと事件の真相を探るため、自らもFBIに入る。任務中に自分の死を偽装し、『沖谷 昴』という大学院生に扮して生活している。母であるメアリーと妹である真純には自分が生きていることを内緒にしている。凄腕のスナイパーであり、今作でもその腕が発揮されます。
●羽田 秀吉(はねだ しゅうきち):赤井一家の次男
六冠の称号をもつ将棋のプロ棋士。刑事である『宮本由美』の彼氏。六冠タイトル保持者なだけあり、記憶力と推理力が非常に高い。今作でも終盤に大きな見所があります。
●世良 真純(せら ますみ):赤井一家の末っ子
毛利 蘭や鈴木 園子のクラスに引っ越してきた帰国子女。ジークンドーという格闘技の使い手。母親であるメアリーの元の身体に戻すための方法を探している。
ざっとこんな感じです。上記の内容がわかれば問題なく本作を楽しむことができます。
『緋色の弾丸』は例年と比べて面白い?
結論、面白いです。
面白いと感じるポイントは多々ありますが、特に面白いと感じた点は『ストーリー』です。
今作では、赤井ファミリーやFBI、MI6といった各国の重要な組織が日本に集結します。これを無理なく演出するための舞台となっているのが世界最大のスポーツの祭典である『WSG』です。(東京五輪のようなもの)
赤井秀一やFBIを絡めるために、WSG絡みでアメリカで発生した15年前の事件を出すことで無理なく演出しています。
さらに『東京開催のスポーツの祭典』ということで各国の要人が日本に集まるという設定も不自然さをなくしています。
そのため『なんだこの強引な設定は(笑)』といった印象を持ちにくくなっています。
さらに、WSGの主要メンバーに元FBI長官を据えることで、FBIが登場することに対する違和感もなくしています。
こういったストーリーは非常に考えられており、純粋に楽しむことができます。
2019年公開の『名探偵コナン 紺青の拳』では冒頭で、"コナンがキャリーケースに入れられてシンガポールに運ばれる"という演出がありましたが、それに対して違和感を覚えました。(好きな方はすみません。)
今作ではそういった無理な演出が少なく、すんなりとストーリーに入ることができました。
『緋色の弾丸』の注目ポイント
では、『緋色の弾丸』の衆目ポイントをご紹介します。
注目ポイント①:弾丸
今作では、射撃の名手である『赤井 秀一』が登場します。毎回劇場版に登場するときは、とんでもなくカッコいい狙撃を披露してくれます。
今作ではどんな狙撃を披露してくれるのか、是非注目してみてください。皆さん度肝を抜くと思います。
さらに、今作の舞台である『真空超電導リニア』の最高時速は1,000kmに及びます。その速度から『日本の弾丸』と称されています。
タイトルにも『緋色の"弾丸"』とある通り、『弾丸』というキーワードに注目して本作を楽しんでください。
注目ポイント②:将棋
今作では、将棋の達人である『羽田 秀吉』が登場します。本作の終盤で、犯人を追い詰めていく様はまさに『詰将棋』のようです。
手に汗握るラストシーンは必見です。
注目ポイント③:超電導
『超電導』は今作のテーマにもなっています。それは今作の舞台となっている『真空超電導リニア』が、まさに『超電導技術』を利用した乗り物だからです。
また、超電導リニアだけでなく、もう一カ所別の場所でも『超電導技術』が登場します。それが物語に非常に重要になってきます。
今回、『超電導』が登場するにあたり、芝浦工業大学の”超電導材料研究室”が監修となっています。
科学が好きな方も非常に楽しめるようになっています。
注目ポイント(番外編):灰原哀
今作の灰原哀はなんというかいつも以上に『可愛らしさ』があります。そして、コナンの相棒として今作でも大活躍します。
是非、映画館で体験してほしい注目ポイントです。
『名探偵コナン 緋色の弾丸』は見るべき?
観て損はありません。是非劇場版で見てほしい映画です。非常に楽しめると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は『名探偵コナン 緋色の弾丸』の概要・注目ポイントをご紹介しました。この記事を読んで少しでも参考になれば幸いです。
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