●読書習慣を身に付ける方法を教えてください。
本記事ではこのようなことを解決していきます。
本記事を読んで分かること
①効率的な読書の仕方
②読書習慣を身に付ける方法
記事の信頼性
私自身、学生の頃からほぼ毎日読書をしています。そんな私の経験から読書を続ける習慣、読んだ本の内容を記憶に残す方法について詳しく紹介できます。
社会人になったり、大学生になったりで環境が大きく変わるとなかなか読書ができなくなったりすることがあると思います。
今回はそういった方に向けて読書の仕方、読書習慣の身に付け方をご紹介していきます。
そもそもなんで読書するの?
読書する目的とは何でしょうか?私が思う読書の目的を紹介します。
読書の目的
・新しい価値観を得ることができる
・他人に人生に疑似体験できる
・究極的な事項投資である
1つずつ紹介していきます。
新しい価値観を得ることができる
自分では当たり前だと思っている価値観は、本を読むことでアップデートさせることができます。
皆さんが普段使っているPCやスマホも定期的にアップデートしますよね?
これと同じで、外部からの情報を日常的に仕入れなければ、世の中の考え方に置いていかれてしまいます。
「あの人の言っていることは古いんだよな~」なんて言われたくないですよね?
そうならないためにも、読書をして価値観は常にアップデートし最新の状態に保ちましょう。
他人の人生を疑似体験できる
Apple創業者のスティーブ・ジョブズやSpace XやTESLAの創業者イーロン・マスク、投資の神様ウォーレン・バフェットといった世界的な経営者やビジネスマンのノウハウを短時間で疑似体験することができるのが本です。
本の中には血の滲むような努力をした人の人生や経験が整理されています。
本来直接会って聞かなければ手に入らないような情報を数千円で経験できるのはとってもお得だと思いませんか?
読書は究極的な自己投資である
成功しているビジネスマンの共通点はご存じでしょうか?それは皆さん「読書家」だということです。
なぜ読書をすることがビジネスマンとして成功することに繋がるのでしょうか?
私が思うにその理由は「読書をすることで先人の知恵を借りることができるから」だと考えます。
自分が今抱えている悩みも先人達はそれを解決し、ノウハウを本として残してくれています。
それを読むということは、自分ひとりの知恵だけでなく先人の知恵も総動員して仕事を進めることを意味します。一人の時よりも成果が出やすいですよね?
つまり、読書とするということは自分の人生を成功につなげるための近道ということです。
もし、読者の方で何か悩みを抱えている方がいらっしゃれば、一人で考えるのではなく読書を通じて先人たちの知恵を借りましょう。
話がそれましたが、読書をするということは成功するための究極の自己投資となります。
読書が続かない理由
そもそも読書が続かない理由とは何でしょうか?
読書が続かない理由
・本の内容全てを理解しようとしている
・興味のない本、自分にとって難し過ぎる本を読んでいる
・最初から最後まで順番に読もうとしている
・読書をする時間がない
1つずつ紹介していきます。
本の内容全てを理解しようとしている
本は全てのページを一字一句逃さず読まなければならない、と強迫観念のようなものを持っている方がいますがその考えはやめましょう。
本は自分にとって大切なことが書かれているところだけを拾い読みする程度で十分です。
そうすることで、どんどん新しい本を読むことができるモチベーションのアップにつながります。
興味のない本・自分にとって難し過ぎる本を読んでいる
読んでみたら、「ちょっと思っていた内容と違うな…」「なんかこの本難しいな。」などと感じることがあるかもしれません。
そういった時は、無理にその本を読むのはやめましょう。
無理に読むのは、気分が乗らずモチベーションも下がりますし、頑張って読んだとしても、本の中身を理解することも実践することもできないですよ。
最初から最後まで順番に読もうとしている
冒頭から読み進めていく方がいますが、教養系の本やビジネス本に関してそれはやめた方がいいです。
自分が学びたいこと、知りたいことが書いてあるところから読み進めるのが正解です。
雑誌や料理本を冒頭1ページ目から順番に読み進める方はいないですよね?
本も同様に、自分の知りたいことが書いてあるところから読みましょう。
読書する時間がない
普段、会社で働いている方などは特に読書をする時間がないですよね。
私自身、平日はなかなか読書をする時間が取れず困っていました。そんな時に実践したのが隙間時間の活用です。
読書をする時は1時間程度のまとまった時間が必要だと考えている方もおられますが、そんなことはありません。
短時間の隙間時間を集めて読書時間を確保しましょう。以下に実際に読書を続けるコツをご紹介します。
読書を続けるコツ
ここまでで、読書の目的と読書が続かない理由が分かったかと思います。
では次に「どうすれば読書を続けれることができるか」についてご紹介していきます。
読書を続けるコツ
・全部を読もうとしない
・隙間時間を活用する
・オーディオブックを利用する
全部を読もうとしない
パレートの法則という言葉をご存じでしょうか?
この法則はイタリアの経済学者、ヴィルフレド・パレートが提唱したもので、「イタリア国民全体の2割がイタリア全体の富を生み出している」という法則です。
この法則は様々なものに活用できます。「企業の利益の80%は社員全体の20%の人が生み出している」「働きアリの20%はサボっている」などです。
読書も同様に、本全体80%を理解するためには20%を読めばよい、ということです。
なので、自分にとってためになるところだけをつまみ読むするだけで、十分に読書の効果はあります。
隙間時間を活用する
普段まとまった時間を確保できない方におすすめするのは隙間時間の活用です。たとえ5分でも積み重ねれば大きな時間となります。
私が読書をしている隙間時間をご紹介すると①出社前、歯を磨いている時間(10分間)②会社に出社してから始業までの時間(10分間)③昼休み(10分間)④就寝前の歯磨きの時間(10分間)⑤布団に入った後、就寝前の時間(10分間)です。
これだけで一日50分間を読書に充てることができます。
オーディオブックを利用する
読書をするのが苦手な人はオーディオブックを利用するのが効果的です。
オーディオブックは本の朗読サービスでして、隙間時間に聴くだけで読書をすることができますよ。
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おすすめの読書の方法
以下の手順で読書を行いましょう。
おすすめの読書の方法
・本を読む前に「その本を読む目的」を明確にする
・制限時間を設ける
・全体を俯瞰する
・緩急をつけて読む
・自分の興味があるところだけを読む
・気になった箇所はマーカーを引く
・記憶に残すためには「一度本を閉じて、思い出す」
・気になった箇所をExcelやWordにまとめておく
・同じジャンルの本を数冊読む
・難しい本は無理に読まずに諦める
1つずつ紹介していきます。
本を読む前に「その本を読む目的」を明確にする
本を購入した後、皆さんはどのような行動をしますか?「よし読むぞ!」と気合を入れて本を開きますかね?それはやめましょう。
最初に、自分にとって大切な箇所(読むところ)と読まないところの見当をつける必要があります。
そのために、本を読む前に「その本から何を学びたいか?」を明確にしましょう。
ビジネス本であれば「仮説思考の実践法を学びたい」「論理的思考法を知りたい」などざっくりとで良いのであらかじめ何を学びたいかを考えましょう。
制限時間を設ける
スマホのストップウォッチなどを使用し、5分や10分タイマーをセットし読書をします。
時間が決まっているとだらだら読書をせずに集中して読書することができます。やはりメリハリが大切です
スマホのタイマーでもいいですが、スマホをいじってしますと読書に集中できないということもありますので、タイマー機能のみのアイテムを利用するのがオススメですよ。私が使っているアイテムをご紹介しておきます。
全体を俯瞰する
「表紙」「前書き」「目次」「あとがき」をCheckし全体像を頭に入れ、この本はどんなことをこれから言おうとしているのかをざっくりと把握します。
予習と同じです。予習することで理解しやすくなります。
緩急をつけて読む
自分にとって大切な箇所はじっくりと時間をかけて読み、そうでない所は、拾い読み、もしくはすっ飛ばしでいいです。
自分の興味があるところだけを読む
自分にとって興味がないところや読んでも意味がない所は読まず、興味があるところだけ読みましょう。
その方がどんどんページも進んでモチベーションが維持できます。
気になった箇所はマーカーを引く
「ここはためになるなあ」と感じた部分にはマーカーや線を引いて強調しておきましょう。
本を汚したくないと考える方もいらっしゃいますが、「読書は投資」と考えて積極的に本を汚していきましょう。
もし本を汚したくない方は付箋を使う方法もありです。また私自身は電子書籍を使用しています。自由にマーカーを引けるのでおすすめです。
記憶に残すためには「一度本を閉じて、思い出す」
記憶に残したい人におすすめなのが、「一度本を閉じて頭の中で思い出してみる」という方法です。これは非常に効果があります。
「ここ気になるなあ」と感じたら、すぐに本を閉じ(もしくは目を閉じるだけでもOKです)、脳内で、その気になった箇所を復唱してみましょう(文章は一字一句そのままではなく、自分流にアレンジしてOK)。
これを行うだけで記憶の定着率が格段に上がります。
気になった箇所をExcelやwordにまとめておく
本を読み終わったら、気になった箇所をExcelやWordなどにまとめておきましょう。読書ノートを作るのもアリです。
そうすることで、読書して感じたこと学んだことを忘れず、実生活に活かすことができます。
これをやらずに読んで終わりにしてしまうと、せっかく読んだのに無意味になってしまいます。
同じジャンルの本を数冊読む
同じジャンルの本を複数読むことで、学んだ情報の確度を上げることができます。その分野の本を一冊しか読んでいないと、何が重要で何が不要かわかりません。
しかし何冊も読むと、「この情報、前読んだ本にも書いてあったな」といったことがわかってきます。
どの本にも書かれている内容があれば、その情報を重要であるということになります。
難しい本は無理に読まずにあきらめる
難しい本は無理に読まず、別の本を読むようにしましょう。そして、その分野の知識がある程度付いてきたら再度リベンジする方が良いです。
大切なのはモチベーションを保ち続けることです。
まとめ
いかがだったでしょうか?ここまで読んでくださった方は「読書」に対する考え方が変わったのではないでしょうか?是非皆さんも読書の仕方を参考にしてみてください。以下に習慣化する方法を紹介していますので、良ければご一読ください。